今、最新デジタル技術を使って新日本紀行を放送している。再開を喜ぶ人達の中に阿部養助さんと皆川嘉左エ門さんの姿があった。2人は2年前に出会った。皆川さんの彫刻写真集を見た阿部さんは感じるものがあったという。曲をつけさせてと頼んだ事から2人の付き合いが始まった。阿部さんはそれ以来、皆川さんの詩をもとに農民の歌を歌い続けている。出稼ぎから帰った次の日から阿部さんは農作業を始めた。阿部さんは愛知県に出稼ぎに出ている。木彫りの老人が田園風景の中に置かれた。皆川さんの作品は自然の中に溶け込んでいる。皆川さんは農作業の合間をぬって農民の姿を彫ってきた。皆川さんの田んぼや畑で米や大豆を作っている。蘇る新日本紀行ではその後の皆川さんの家族の様子等を取材している。