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「日本橋魚市繁栄図」 のテレビ露出情報

約2万坪の吉原遊郭には独自のシステムが存在した。1つめが堀と囲い。江戸城に習い、江戸水路を利用した堀で遊郭を囲んだ。この堀は生活用水が黒く濁っていたことからお歯黒ドブと呼ばれ、遊女たちが逃げられない残酷な工夫になってしまった。さらに遊女管理のため、遊郭の中に居住スペースも設けた。2つめは大門。吉原遊郭に入るための唯一の入口であり、警備の目を光らせた。さらに門へと続く五十間道をS字に曲げて内部を見えなくすることで、世間と色街を隔絶したとされているが、ワクワクさせる意図だったとする説もあるそう。現在も五十間道は名残があり、S字カーブを進むと吉原大門跡が現れる。3つめは吉原遊郭という名の町。甚右衛門は、遊女の居住スペースのほかに、医者や八百屋などを配置しひとつの町として成立させた。桜なべ中江では、遊郭時代から続く料理がたべられる。馬力をつけるという言葉の語源は、吉原に来た客が桜なべの馬肉を食べスタミナをつけたところにあるという。4つめは客と遊女の顔合わせ。富裕層の客は自ら妓楼に足を運ぶのは恥ずかしいと考えていたので、遊女との顔合わせの場である揚屋、のちの引手茶屋を作った。引手茶屋は妓楼の案内や予約をする店。主がすすめる高級遊女を指名し、宴を楽しみながら遊女の到着を待っていたという。洞房語園によると、宮本武蔵も吉原に来ていたそうで、吉原から島原の乱にむかったとの記述もある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月1日放送 12:20 - 12:25 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE(浮世絵EDO−LIFE)
浮世絵から江戸のリアルな暮らしぶりに迫る。日本橋魚河岸を描いた歌川国安「日本橋魚市繁栄図」には、荷運び専門の男たち、棒手振りと呼ばれる行商人、魚問屋の仲買人らが活気を帯びて描かれている。一日千両もの金が動くと言われた日本橋の魚河岸には新鮮な魚が各地から集まってきた。料理人風の男はカレイを持っていたり、タコ、サワラ、クロダイなど江戸前の魚が描かれている。

2025年1月29日放送 9:26 - 11:00 テレビ東京
なないろ日和!(特集)
きょうの特集は、「古地図でめぐる日本橋散歩」。江戸風俗研究家の堀口は、日本橋はあらゆる文化の中心地だったから、江戸の名残がそこかしこに残っていて、ツアーが組まれるほど人気だなどと話した。日本橋は、魚市場で栄えていた。1610年頃に開かれたと言われていて、魚市場が発達するもとになった水路は、徳川家康が整備したという。関東大震災で移転するまで約400年続いたとい[…続きを読む]

2025年1月8日放送 18:25 - 21:00 テレビ東京
ソレダメ!観光大使も知らない!?小田原の新常識!
小田原は江戸時代から「練り物」が名産で、市内にある「かまぼこ通り」には老舗の蒲鉾店が数多く残っている。その伝統の味を守る地元商店が中心となり、2003年に「小田原おでん会」を発足。地元商店10社がそれぞれ開発したおでん種を使った「小田原おでん」が新たなご当地グルメとして誕生した。特に地元市民に人気の「小田原おでん本店」はランチ・ディナーともに常に予約客で賑わ[…続きを読む]

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