タイガー魔法瓶が100年以上培ってきた技術で作り上げてきた真空断熱パネル。プロジェクトリーダーの南村は今、物流業界の変革に挑んでいる。猛暑の屋外に4時間放置した冷凍うどんは冷たく凍ったままだった。冷凍品や冷蔵品を運ぶ際、多くの場合はそれぞれ専用のトラックに載せている。しかしこのボックスに入れれば冷却装置を使用せずに常温のトラックでまとめて運ぶことができる。その結果、トラックの台数が減りCO₂の削減につながるという。消費者向けの製品だけでなく、物流業界の変革に挑む南村に相場英雄が切り込む。
南村紀史が質問に回答。消費者から企業向けになった動機は100周年が大きなきっかけで、これまでコンシューマーでやってきたがそのままでは次の100年はやっていけないと考え、真空断熱技術を応用進化させ新たな製品を開発していこうとなった。父と同じBtoBの世界へと足を踏み入れた南村は真空断熱パネルを生み出した。厚さ0.5ミリのステンレスを2枚重ねて真空断熱パネルは作られる。薄く繊細なステンレス箔を傷つけることなく強度を保つ独自の溶接技術を開発していた。ある特殊な芯材が埋め込まれ、ステンレスの内側は真空になっている。真空状態は30年以上保つことができる。また、リサイクルも可能。パネルのアイデアからは10年かかっており、協業が前提になっている。協業の第1弾は大阪・関西万博で動き出していた。5月から日本通運などと協同で万博内の飲食店に食材を運ぶ実証実験を始めた。日本通運はCO₂を排出せずに低温輸送出来る真空断熱ボックスを来年度に本格運用する計画。
南村紀史が質問に回答。消費者から企業向けになった動機は100周年が大きなきっかけで、これまでコンシューマーでやってきたがそのままでは次の100年はやっていけないと考え、真空断熱技術を応用進化させ新たな製品を開発していこうとなった。父と同じBtoBの世界へと足を踏み入れた南村は真空断熱パネルを生み出した。厚さ0.5ミリのステンレスを2枚重ねて真空断熱パネルは作られる。薄く繊細なステンレス箔を傷つけることなく強度を保つ独自の溶接技術を開発していた。ある特殊な芯材が埋め込まれ、ステンレスの内側は真空になっている。真空状態は30年以上保つことができる。また、リサイクルも可能。パネルのアイデアからは10年かかっており、協業が前提になっている。協業の第1弾は大阪・関西万博で動き出していた。5月から日本通運などと協同で万博内の飲食店に食材を運ぶ実証実験を始めた。日本通運はCO₂を排出せずに低温輸送出来る真空断熱ボックスを来年度に本格運用する計画。
住所: 東京都港区東新橋1-9-3
URL: http://www.nittsu.co.jp/
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