日銀の減額について市場との対話はゴールが見える?。広木隆さんがスタジオで解説「2、3兆円減らしていく形になるだろう。日銀が買わない分は、民間銀行でお願いするという会合。問題は民間で買えるのか。コンセンサスは日銀が持っている分の3割くらいなら買える。5年分は買う余力はあるが、それでいいとなるかどうか。会合で妥結できるかがポイント」「中短期を中心に減額しろという話だし、財務省も今後そういうようになってくる。今後の国債の需給などにも大きく影響が出る話」だと説明をした。6月企業物価指数について。山田修輔さんがスタジオで解説。「日本の物価は、輸入物価は去年反転し、5月は前年比6.9上がっている。企業物価はそれに遅れて年初に反転して5月でプラス2.4%の伸び。企業物価に数カ月遅れて消費者物価に浸透するイメージ。日銀・植田総裁も“為替が物価にどう影響するか注視する”と発言。いまは輸入物価が、どの程度企業物価に反映していくかを見極めるタイミング。強く出れば先々の物価上昇が意識され、日銀会合で利上げ期待が高まる可能性がある」などと解説をした。