明治安田生命の調査によると、夫婦仲が円満と回答した人は去年より2.6ポイント上昇し、78.4%だった。円満のために必要なことを調査したところ、「よく会話をする」が最も多く、次いで「感謝の気持ちを伝える」、「干渉しすぎない」だった。夫婦仲が円満な人の休日1日あたりの会話時間は平均約4時間半で、円満でない人は約50分と5倍以上の開きがあった。お小遣い制は39%の夫婦が導入しており、円満な人はひと月あたり3万1090円に対し、円満ではない人は平均1万9490円となった。世帯年収が去年より上がった人は31.6%となったが、お小遣いがアップした人は4.6%に留まった。明治安田生命は物価高の影響で家庭内の賃上げが据え置きとなっている可能性を指摘している。共働きの家庭も増えており、若い世帯では主に家庭内での支え合い、高齢世帯では一緒に過ごす時間を大切にしている。
