松平健さんは今年で芸能生活50周年を迎える。石原裕次郎さんの映画を見て憧れて俳優を志した。17歳で上京し、4年近く劇団で下積みをしていた。家族は母だけが応援してくれた。20歳で勝新太郎さんと出会い、京都にすぐに来られるか聞かれて撮影に参加させてもらった。勝さんからは色々なものに興味を持つよう教わった。23歳で暴れん坊将軍に抜擢された。周りを大御所がしめてくれたことで、松平さんは現場ではずっと気を遣っていたという。母は暴れん坊将軍を見て2年後に亡くなった。父は松平さんが上京する前の16歳の頃に亡くなった。今年7月6日から31日に松平健芸能生活50周年記念公演が明治座で行われる。久しぶりに暴れん坊将軍を舞台で演じるという。