旧優生保護法をめぐる裁判で、東京地裁で審議が行われている77歳の女性と国の和解が、31日にも成立する見通しであることがわかった。最高裁は今月3日、旧優生保護法を「憲法違反」として国に賠償を命じる判決を言い渡した。岸田総理は今も審議が続く裁判について、和解のための合意書締結を急ぐよう関係閣僚に指示していて、このうち東京地裁で審議が行われている西スミ子さんの裁判で、和解期日が31日に指定され和解が成立する見通しであることが代理人弁護士への取材で分かった。和解が成立するのは初めてという。
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