今回のテーマは「あんぱん」。江東区大島の商店街で案内人の片山智香子さんと合流。最初に訪ねたのは開店前から行列を作る店。名物のあんぱんの中にはあんこがぎっしりと詰まっていた。この店では一日に約80キロのあんこを使用し、360個のあんぱんを作っているそう。そもそもあんぱんはどのように生まれたのか。あんぱんを考案したという東京・銀座の老舗パン屋を訪ねた。創業者の木村安兵衛が明治維新後に開業し、あんぱんは酒まんじゅうをヒントに考案したそう。あんぱんは明治天皇に献上したことで一躍人気となり、文明開化の7つ道具とされていたそう。東京・浅草にある20種類近いあんぱんを作る店は当初は定番のあんぱんで勝負していたが、売り上げが伸び悩んでいたため他にないあんこを開発したところ、あんぱんの種類の多さで評判となったとのこと。