- 出演者
- 倉野麻里 石塚英彦 宮川一朗太
「カフェーパウリスタ」は明治末期に創業し日本にコーヒー文化を広めた喫茶店。創業時からの定番「パウリスタオールド」はブラジル産の深煎り豆をベースにブレンドした深煎りならではの苦味とコクが特徴。創業者・水野龍は日本人のブラジル移民事業を手がけ”ブラジル移民の父”と呼ばれた。ブラジルへの移民事業の功績に対しブラジルからコーヒー豆を10年以上に渡り無償提供された。これをきっかけにブラジルコーヒーを日本に広めるために創業。芥川龍之介など多くの文豪が打ち合わせなどで店を利用していたという。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻は1978年の来日時に3日連続で来店。
オープニング映像。
1882年創業「銀座タカゲン」は日本で最初のステッキ専門店。ステッキは文明開化とともに明治以降ファッションアイテムとして大流行した。タカゲンは熟練ステッキ職人が1本1本手作りしている。中には77万円の最高級ステッキもある。タカゲンでは修理や調整などアフターケアも徹底している。
銀座タカゲン創業者・高橋源蔵は創業前、刀剣商をしていた。明治に入り廃刀令が施行され在庫の刀で仕込み杖を考案。仕込み杖を売りに行った際にイギリス人が手にしていたステッキを目にし明治15年にステッキ専門店を創業。ステッキがトレードマークだった吉田茂はタカゲンでよく購入していたという。さらにチャールズ・チャップリンも来日時に来店したという。
1869年創業「銀座木村家」はあんぱんを中心に約110種類ものパンを扱う名店。季節限定のものを含めて13種類のあんぱんを販売。ビル内に工場を設置しているため毎日焼きたてを店頭に並べる。創業者・木村安兵衛は元々武士だったが明治になり廃業。職業訓練所で事務仕事をしていた時にパン作りの職人と出会い作り方を学んだ。やがてパン専門店を開業するが売れ行きが悪かったため木村安兵衛はパンにあんこを入れるアイデアを思いつき評判に。さらにヒットにつながったきっかけは、明治天皇に「桜あんぱん」を献上したこと。人気あんぱんベスト3は、第3位:栗あんぱん、第2位:小倉あんぱん、第1位:桜あんぱん。
1718年創業「江戸屋」は300年以上続く刷毛とブラシの専門店。あらゆる用途の刷毛とブラシを約3000種類取り扱う。300年続く伝統の刷毛は江戸刷毛。刷毛はふるまや障子の糊つけや浮世絵を作る際にも使われていた。他にも白粉刷毛や漆刷毛なども揃う。客の要望に合わせ1品1品職人が丁寧に作っている。京都帰りの初代利兵衛は刷毛師として幕府に出入りするようになり、その後徳川吉宗の時代に刷毛店を創業。将軍家から江戸屋の屋号を与えられた。幕府の要望で作った大砲用のブラシなど変わった刷毛もある。
1800年創業「うなぎ割烹 大江戸」はこだわりのかば焼きで知られる名店。勝海舟など歴史の偉人たちが食したという。市場でうなぎを扱っていた初代・草加屋吉兵衛がうなぎのかば焼きを提供する店を創業したのがきっかけ。
名物「さつき 2本いかだ」は細く小さいうなぎを切らずに2~3尾を串で打ってそのまま焼き上げるのが特徴。その形がいかだに似ていたことが名前の由来。タレは70年以上継ぎ足し甘すぎないさっぱりとした味に仕上げている。
うなぎ割烹 大江戸「うな重 さつき 2本いかだ」を堪能した石塚英彦は「しつこくなくてうなぎそのものの味が伝わる」などと絶賛した。うなぎはビタミンAやビタミンB群が豊富に含まれている。
鰻楽 南九州産うなぎ長焼きの通販情報。職人の焼きの技術を再現した焼成ラインなどこだわりの国産うなぎセット。問い合わせは電話0120-441-222、またはジャパネットのサイトにて。
ゆうがたサテライトの番組宣伝。トランプ氏銃撃事件後初演説。
- キーワード
- ドナルド・ジョン・トランプ
よじごじDaysの次回予告。
宮川一朗太は次の老舗めぐりは上野や浅草はどうでしょうかなどと話した。