今年のノーベル化学賞に、京都大学の北川進副学長が選ばれた。北川氏は、分子サイズの穴を無数に持つ「多孔性金属錯体」の作製に、世界で初めて成功した。これにより、複数のガスが混ざった中から、必要なガスだけ取り出し貯蔵が可能になるという。日本人で科学性を受賞するのは、2019年の吉野彰氏以来となる。吉野氏からも、お祝いのコメントが届いている。授賞式は、12月10日に、スウェーデン・ストックホルムで行われる。北川さんは、子どもたちへのメッセージとして「良い先生に恵まれて良い友達に、学会でいろんな付き合い、それが実は準備されたことになる。ある日突然宝くじを引いたから当たるものじゃない。自分の育っていく過程でいろんな経験をするけど、それを大切にして将来花開く可能性がある」などと話している。
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