神奈川・座間市にある昭和42年創業、銭湯「亀の湯」が先週投稿したSNSが話題になっている。今月末での閉店の公表。閉店の理由として、駐車場のルール違反、カスハラ、壊したものについて何の報告もないこと、備品の盗難、サウナ代を支払わずに無断利用することなどを上げた。店は「悲しい出来事があまりにも多いことで、営業を続ける意欲がなくなったことが一番の理由」とした。カスタマーハラスメント(カスハラ)とは、企業や店舗などが受ける客からの悪質なクレームなどの迷惑行為。先週、厚生労働省が発表した調査によると、全国約8000の企業などのうち、27.9%が過去3年間に「顧客等からの著しい迷惑行為」に関する相談があったと回答。おととい東京都は、カスタマーハラスメントに効力を発揮する都独自の条例の検討開始を発表。街でも仕事中に嫌な経験をしたという声が多く聞かれた。