政府の物価高騰対策の補助金終了に伴って6月使用分の電気料金が大手電力会社10社全てで値上がりする。電力使用量が平均よりも多くなるオール電化の家庭からは不安の声が上がっている。エアコンを使う機会が増える季節になるが、6月使用分(7月請求分)電気料金は大手電力会社10社全てで値上がりする。政府の物価高対策の補助金は5月で終了。東京電力(平均的な家庭場合)では前月に比べ392円UP。東京電力によると平均的な家庭の電気料金の場合、1年で1500円以上の値上がりだという。電気料金値上げの波が直撃しているのがオール電化の家庭。キッチンはIHコンロ、お風呂も電気温水器を使用。すでに平均的な家庭よりも電気代が高くなっているが、補助金がなくなる6月以降の電気代を計算。526kwhで電気代は13225円だった。去年は1kwhあたり7円の補助金が出ていたため3682円安くなっていた。6月からの使用分は7円の補助金がなくなるため3682円が足される。ハンズ新宿店では、気温が上がり始めた先月末から節電グッズコーナーを設置。売れているのがエアコン室外機用遮熱カバー。室外機の表面温度をつけない時にくらべ23℃下げる効果があるとうたう。冷蔵室用カーテンは冷気が逃げにくく節電になるという。