カネオくんが災害時に活躍する日本の技術に突撃取材。最初に訪れたのは東北大学。昨年出演してくれた災害対応ロボット研究の第一人者・田所諭教授に会った。昨年のロボットを特集した回では狭い場所に入り込んで被災者を捜索できるヘビ型ロボット、あらゆるものをキャッチするロボットハンドを持つ最新レスキューロボットなどを紹介してくれた。教授が開発する最新ロボットの1つが宙に浮くロボットホース。ドラゴンみたいに空を飛んで火を消す。複数のノズルから高圧の水を噴射することで、ホースの下を消化しながら、水の勢いでホース自体を宙に浮かせる。これまでの消火活動は建物の外から水をかけていたが、このロボットを使うことで建物の中からも消火活動ができるようになり、鎮火スピードが大幅にアップするという。開発費用は5000万円。教授は炎の中にあるものを掴むことができるロボットハンドも開発。指が高耐熱のチタンを数珠つなぎにしたワイヤーになっている。開発費用は1500万円。