石川・七尾市出身のヒューマン中村さんは「両親も被災して実家も被害に遭った。まだ両親も帰れていない状況。ようやく連絡は取れるようになったんですけど、まだまだ避難生活は続きそうで心配」等と話した。行政や自衛隊といった公的な機関と連携して被災地で活動を続けているのが民間の災害支援団体。重機などの専門技術を持つエキスパート。これまでも阪神・淡路大震災や東日本大震災など過去の災害で経験やネットワークを積み上げてきた。個人では解決できずに行政も対応するのに時間がかかる作業をスピード感を持って無償で行っている。彼らの行動に同行することで実態が見えにくい集落の被害状況や避難生活が見えてきた。