再稼働を巡る議論が続く柏崎刈羽原発。6号機と7号機は7年前、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査に合格したが、その後テロ対策上の問題が相次いだことから規制委による事実上の運転禁止命令が出され、去年12月に解除された。東京電力は再稼働に必要な検査の一環として先月28日に7号機の原子炉に核燃料を入れる作業を規制委に申請し、きょう承認された。東電はきょう午後4時ごろから原子炉に核燃料を入れる作業を始めると発表。7号機の再稼働については今回の検査の申請では「未定」とし改めて具体的な時期を示すとしている。また、花角知事は能登半島地震のあと事故の際の避難などについて不安の声が高まっているとし、国の対応を注視する姿勢を示している