日本時間昨日夜、喜びの想いを語ったフィギュアスケートペア金メダルの三浦璃来・木原龍一。三浦璃来は「諦めなければ掴み取ることができるというふうに私たち自身も自信につながったし、どういった場面でも強くなれるという風に思った」と語った。木原龍一は「諦めないことの大切さを改めてこの試合を終えて感じた」とし「僕はショートのあと、絶望があったので、終わってしまったかなという気持ちもあったので」などと続けた。金メダル候補として挑んだ今大会のショートプログラムでは、リフトの乱れもあり5位発進となった。立ち上がれない木原龍一に寄り添っていた三浦璃来は「まだまだ終わっていないんだよ、フリーがあるからね」と伝えていたという。木原龍一は「今までは僕が引っ張る立場が当たり前になっていたが、僕をもう一度奮い立たせてくれたってことは感謝しかない」などと話した。悲願の金メダルを獲得し嬉し涙が溢れた木原選手。この快進撃の裏には2人で乗り越えた数々の試練が。去年の全日本選手権では、演技直前に三浦選手が脱臼した時にも。木原選手が「大丈夫。焦らない方がいい。できることにフォーカスしよう」などと三浦選手を優しくリード。オリンピック金メダルを目指し挑んだ今大会。ショートプログラムでリフトでのまさかのミスが響き、5位と出遅れた。フリーの競技開始前の調整でもジャンプのミスで演技をやめてしまった木原選手に気づき、サポートに回った三浦選手。三浦選手は「試合期間中に泣いてしまう龍一くんは初めてで、その弱さを見せてくれたからこそ、私がサポートしていただけた分を返せたのかなっていう風に思います」などと話していた。2人はフリーで世界歴代最高得点をマークし、逆転での金メダル獲得となった。木原選手は「僕達の世代でペアが終わってしまうのではなく、新しい世代の子たちにペアをチャレンジしてほしい」などと話した。
