岡三証券の小川さんの日経平均予想レンジは39,700~40,100円。小川さんは「配当面に着目した銘柄選考が引き続き重要になると考えています。直近の3年間における日経平均と高配当株50指数の推移を見てみると、高配当株が長期にアウトパフォームしていることがわかります。高配当株は引き続き魅力的な投資対象ですが、今後の業績回答次第で配当の浮き沈みがあるという点には注意が必要です。そういった中で安定配当銘柄にも注目 すべきと考えており、例えば累進高配当株の直近3年間のパフォーマンスを見ると、高配当株50に匹敵する上昇をしており、今後このような銘柄が物色されると見ています。主な構成銘柄は、三菱UFJフィナンシャル・グループのような銀行のほか、医薬品など、内需関連セクターの需要が多いのが特徴となります」などと話した。