政府は、「台湾有事」を念頭に、外国からの武力攻撃が予測される事態に備え、九州各県と山口県に対し、沖縄からの避難受け入れ計画を作るように求めた。熊本県は、今日の県議会の委員会で、避難当初1か月間の流れなどを盛り込んだ計画案を公表した。熊本県内では宮古島市の一部、多良間島の多良間村計1万2792人の受け入れを想定されている。内訳は、熊本市約9250人、阿蘇市1330人、大津町1030人、山鹿市130人。多良間村からの約1060人は八代市での受け入れが想定されている。避難する人は鹿児島空港から九州に入りバスで熊本に移動、全員をホテルや旅館などで受け入れるとしている。現在国と最終調整を進めていて、国は九州各県と山口県からとりまとめ公表する予定。