熱中症の疑いで搬送される人は米子市でも年々増えている中、米子市の伊木市長はきのう、新たな熱中症対策として、公民館や市の施設、市の募集に応じた薬局などの民間事業所を「よなご涼み処」として市に登録すると発表。登録された施設では来月1日から9月30日までの営業時間中、暑さから一時的に避難したり、休憩したりしたい人を受け入れるという。これまでに71か所が涼み処として登録され、施設の入り口には専用のポスターが張り出されるほか、米子市のホームページで施設の一覧が掲載されている。鳥取県でも冷房の効いた公共施設や店舗などに集まって涼しさを共有しようという「クールシェア・スポット」という取り組みを始めていて、公共施設やキャンプ場などおよそ300か所が登録している。