愛媛県松山市にあるエヌ・ピー・シーはごみ問題解決のために独自技術を開発した。エヌ・ピー・シーが手がけるのは太陽光パネルのリサイクル。2030年代から太陽光パネルの大量廃棄時代が到来すると見込まれている。東日本大震災後の2012年に再生可能エネルギーを電力会社が買い取るFITがスタートし太陽光発電が急拡大した。売電収入を得る家庭も急増した。この制度で電力会社が買い取ってくれる期間は家庭用で10年、事業用で20年。また太陽光パネル自体の寿命は20年から30年と言われている。環境省は2030年代後半に太陽光パネルの廃棄が最大50万から80万トンあるとの推計を発表している。