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- マツコ・デラックス
業界の最前線は、具材との融合。進化を遂げたチャーハンの世界。全国のパワースポットが続々。見に行くべき巨木の世界。
前回、おいしさだけでなく、鍋振りサウンドの楽しみ方も教えてくれた全国のチャーハンを食べ尽くすチャーハンブラザーズ。3年ぶりにやってきた理由は、見た目だけがいい映えチャーハンが急増しているから。チャーハンブラザーズが伝えたいのは、味が完璧に融合した本当のフュージョンチャーハン。具材とチャーハンが完璧に融合したフュージョンチャーハンを紹介する。
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町中華ブームに伴い、インパクト重視の映えチャーハンが急増している。3年ぶりにやってきたのは、年間300食以上、2人合わせて3000食以上を食べてきた葛飾炒飯とぺーいちのチャーハンブラザーズ。日本炒飯協会の2人が厳選した具材と完璧に融合したフュージョンチャーハンの数々から、音だけで食欲が爆発する鍋振りサウンドまで紹介する。
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全国1500カ所から厳選したフュージョンチャーハン4選を紹介。JR総武線・幕張駅から徒歩3分の「芳葉」。ネギ・カニ・卵のシンプルなもっちり・ふっくら系のチャーハン。味付けはあっさりしていて、ドーム状に盛り付けたチャーハンに、豆腐のうま煮を流し込む。豆腐のうま煮は、醤油ラーメンのスープをベースにしたもの。まずは、チャーハンだけで味わい、次に、うま煮と一緒に食べる。豆腐のうま煮以外にも種類があり、チャーハンは、真ん中の具材を引き立たせるための味付けになっている。
岡山県の岡電東山本線城下駅から徒歩2分のところにある「食堂やまと」は、老舗洋食店。チャーハンは、卵を使わず、かまぼこやネギ、チャーシューなどが入っていて、オイリー感強めのしっとり系王道チャーハン。これに組み合わせるのは、国産豚バラとヒレを使用したカツ。デミグラスソースをかければ、カツチャーハンの完成。和洋中が完璧に融合している。
東京・錦糸町にある「徳武」の炒飯は、ウニ・かに・青のりなどの海の恵みがあっさり炒飯と融合し、爽やかな香りと濃厚な旨味が見事にフュージョン。
チャーハンブラザーズが衝撃を受けたという店は横浜市中区の「生香園」。周富徳さんの弟周富輝さんがオーナーを務め、チャーシュー・ネギ・カニカマのパラパラ食感の上品な味わいにケチャップをフュージョンした「二色チャーハン」を紹介。素材本来の風味を出すためにごま油や酒は不使用ということ。ピリ辛ザーサイの味付けは豆板醤、砂糖、醤油、ごま油など。
チャーハンブラザーズは一品料理とチャーハンを頼み口の中でフュージョンさせることで最大の旨さを発揮するという。秋葉原の和風回鍋肉専門店 だしや。の八丁味噌を効かせた濃いめの「和風回鍋肉」と薄めで自家製背脂の「禁断の背脂チャーハン」のフュージョンが良いと紹介した。
JR横浜線中山駅から車で5分のそば処 つる岡は地元で大臣木の団地の中にあるそば店の中華鍋でカツ丼のタレを隠し味に作る「五目チャーハン」と岩手県産岩手鴨を使用した「鴨南蛮そば」のフュージョンを紹介した。鴨南蛮には鰹出汁を使用した濃厚な蕎麦つゆを使用している。
チャーハンブラザーズがどうしても伝えたいこと2、究極の鍋降りサウンドを奏でる鍋降りレジェンドたちが続々引退、聴けなくなる前に食べに行ってほしい。約1kgの鍋を長時間降り続ける重労働で慢性的な肩こりや腱鞘炎に悩む人が多くいるという。
2023年に引退した蒲田の凡太楼ではたまたま訪れた際に閉店を知ってその時店のお母さんと喋ったといい、また2022年に引退した有楽町の交通飯店では閉店前に調理場の音を録音させてもらったという。
横浜中華街にある菜香新館で鍋を振るのは鍋振り歴15年の倉田さんで、一定のリズムで奏でる心地よいサウンドとなっている。作り出す「五目チャーハン」はふわパラチャーハン。
蒲田駅近くにある玉川屋酒店は元々酒店の一角で提供していたチャーハンが人気となり、2022年にチャーハンと皿台湾の専門居酒屋として開業。店主の原伸広さんは鍋振り歴1年で、不規則なお玉の連打が食欲を刺激する。お店の「チャーハン」は一日50食限定。
東京・大田区にある朋友の店主谷川信一さんは鍋振り歴51年のレジェンドで、現在でも手首や肩を痛めていないという。米に絡める卵とは別にもう一つ卵を焼いていて、粗塩で6日間漬けた白菜のお新香を具材としている。
朋友の五目チャーハンをスタジオで試食。マツコは「重みを感じる味。」などと話した。
国土の約7割と先進国でトップクラスの森林率を誇る日本は、クスノキやイチョウなど巨木に育つ種類が多い世界有数の巨木大国。全国各地にある巨木はパワースポットとしても根強い人気を誇っている。今回は1000本以上の巨木を訪ねた小山洋二さんが、明日訪れたい身近なパワースポットから、一度は訪れてみたい幻の巨木を紹介。
環境省が定めている巨木の定義は幹周りが3m以上のもので、これらは国内に約6万本以上あるとされる。福岡県宇美町の宇美八幡宮にある蚊田の森は樹齢2000年以上で幹周りは20mある。他にも幹周り24mと日本一の大きさを誇る鹿児島の蒲生の大楠など個性豊かな巨木が全国に点在している。ほとんどが観光の為に整備されており、誰でも気軽に見に行ける。
東京都文京区の東京ドーム近くにある本郷弓町には、幹周り8.5m、樹齢600年のクスノキがある。マンションの敷地内にあるが、第二次世界大戦時、空襲で焼け野原になるが奇跡的に戦火を逃れたクスノキだという。しかし、この木のある家の息子は出征し行方不明になり、息子が帰ってきても目印になるよう残したという。今でも各所に当時の屋敷の一部が残されている。木の保全にかかる年間数十万円はマンションの管理費で賄っている。
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