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住宅街にある大阪一の巨木は、大阪・門真市にある三島神社の薫蓋樟。東西に伸びた枝は約40mにおよび、幹周りは約13.1m。国指定の天然記念物で、樹齢は1000年以上。かつて枝を切った人が病気になったという逸話もあるパワーを秘めた木。地元では有名なパワースポット。
山形県の東根小学校の校庭にある大ケヤキ。老化と雪の影響で空洞化が進んでいるが、まだまだ葉は生え堂々とした姿。小学校でありながら見学は自由で、地元の子供たちに愛されてきた巨木を眺めることができる。
巨木の魅力2「過酷な大自然で進化したワイルドな力強い樹形がたまらない!」。北海道は入山禁止がほとんどで、森林面積約550万ha・森林率71%で未発見の巨木が期待できる。小山さんは行ってみたが、熊の気配で入れなかったという。
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オススメする樹形がたまらない巨木は、両手を広げた唯一無二の立ち姿「志々島の大楠」。香川県三豊市の宮ノ下港から船で約20分。島民20名ほどの小さな島で、地元農家が作る天空の花畑が人気の島。その志々島にある樹形がたまらない大楠は、樹齢1000年以上で幹周り14mで、東西に伸びた枝は45m。ポイントは、地上すぐの高さで左右に伸びた枝。地面に横たわるように伸びている。伝承では、明治時代の土砂崩れで幹が約10m埋まっているという。
里山の風景が広がる千葉県匝瑳市の安久山。ここにある樹形がたまらない巨木は、 安久山の大シイ。特に樹形たたまらないポイントが、マングローブのように隆起した根。スダジイは個性的な形に成長する樹種。個人宅にあるがお社を建てて祀ってある。後継者がおらず困ってたが娘さんが戻ってきたという。
これまで巨木を1000本以上巡ってきた小山さんには、巨木を語るうえで外せない隠れた聖地が富山県だという。立山連峰を中心として手つかずの自然が多く、まだ見ぬ巨木が眠る宝庫なのだとか。小山さんが実際見つけた巨木を紹介。他にも大きな岩を抱えるように伸びた洞杉など、個性裕な巨木が数多く残る。
小山さんがどうしても見てほしいという巨木が、細蔵山の幻の大杉。富山県東部、背後に立山連峰を控える上市町にある細蔵山は、豊かな自然に囲まれたこの場所にあるという。幻の大杉へは、川沿いを登山口まで進み山を駆け上がる全長約6kmの道のり。沢を渡り藪をかき分け登山口を目指す。登山口からは、標高を一気に500mあげる急勾配。山の中腹に杉の巨木がある。幹周りは約4m。幻の大杉と比べると子どもみたいなものだという。さらに急斜面を登り歩き始めて6時間かけ到着。深い森の奥にひっそりと佇むひときわ大きな細蔵山の幻の大杉。約1000年をかけて高さ23m・幹周り11.9mまでに成長。最近まで登山道がなく、ほとんど人が入ることがなかった奥地。発見された2013年には巨木マニアの間で一大ニュースになったという。