北方領土の元島民らが対岸に国後島をのぞむ北海道知床半島の沖で、船の上から洋上慰霊式を行った。羅臼沖洋上慰霊は、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で、北方墓参を含むビザなし訪問再開のメドがたたないため、21年から実施されている。きょうは、北方領土の元島民ら約20人が羅臼港(北海道羅臼町)から船で日ロ中間ライン付近に向かい、国後島を目の前に先祖の霊に手を合わせた。あすからは根室港発着の大規模な洋上慰霊も行われる予定。
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