トランプ関税をめぐり、石破総理は昨夜のBSフジの番組で「侮ってもらっては困る」と述べ、安全保障や経済などでアメリカに過度に依存しない国を目指す考えを示した。街頭演説で「なめられてたまるか」と発言したことの真意を問われた石破総理は「日本は安全保障で米国に頼っている。経済でも食料でもエネルギーでもそうだ」と話し「いっぱい頼っているから米国の言うことも聞くはずと仮に思っているとするなら、日本がもっと自立するよう努力していくべき」と強調したうえで「侮ってもらっちゃ困る」とも語り、自動車産業などの国益をかけ簡単に妥協しない姿勢を見せた。物価高対策としての1人あたり現金2万円の給付金については「賃金上昇が物価上昇をうわ丸ことを目指す」と述べ、達成するまで実施は1回に限らない可能性を示唆した。