第27回参議院選挙の投開票が昨日行われた。自民党・公明党の与党は40議席台にとどまることが確実となり、非改選の議席と合わせ過半数に届かなかった。自民党は32の1人区で14勝18敗と負け越し、大阪選挙区で議席を失った。東京選挙区では参院自民党の武見氏も落選。自民党は40議席を割り込むことに。公明党も選挙区・比例代表共に議席を減らし、与党は過半数維持となる50議席に届かず。政権批判の追い風を受けた野党だが、立憲民主党は改選の22議席を伸ばせない見通し。一方、国民民主党は東京選挙区で2議席を獲得するなど議席を大幅に増やした。目標としていた16議席に達し、玉木代表は「成長戦略をしっかりと示したことが大きな理由」としている。また、日本人ファーストを掲げた参政党が躍進し、議席を2桁にした。日本維新の会は議席を微増、共産党は改選議席を半分以下に減らした。この他、れいわ新選組が3議席、社民党が1議席、日本保守党が2議席を獲得。チームみらいも1議席を獲得したが、再生の道は議席を得られず。開票作業は現在も続いている。