先日の第97回アカデミー賞授賞式で作品賞を含む最多5部門を受賞した映画「ANORA アノーラ」。受賞後に来日したショーン・ベイカー監督にインタビュー。映画はストリップダンサーのアノーラが御曹司と結婚を果たすも、格差による現実に直面する物語。ベイカー監督は「最初に若い女性が危険で恐ろしい状況に陥るというアイデアがあり、そこから実際の性産業の世界をリサーチするとアノーラのような状況の人たちに出会った」などと話した。また今作で伝えたいこととして「誰もが共感する普遍的なテーマを描いている。映画のようなシンデレラストーリーに憧れているからこそアノーラに共感する」などと話した。現在公開中の映画は18歳未満は観れないとのこと。