きょうは大田区や練馬区、荒川区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。先月、東京東村山市に住む90代の男性の自宅に電話があり市役所の職員を名乗る男が補助金を振り込みたいがキャッシュカードが古いと入金ができないなどと話した。さらに、電話を代わった金融機関の職員を名乗る男がキャッシュカードを作り替えるので暗証番号を教えてくださいなどと話し信じた男性が暗証番号を伝えるとこれからほかの職員が自宅に行くのでカードと通帳を渡してほしいと伝えられた。すると電話を切り終わらないうちに自宅のインターホンが鳴り男性は訪れた男にキャッシュカードと通帳を渡してしまった。その後、口座からは合わせて100万円が引き出されていたという。カードを新しくするなどと言って暗証番号を聞き出そうとするのは典型的な詐欺の手口。また、警察に通報する時間を与えないよう電話を切らないようにしてくるケースもある。電話でカードの暗証番号を聞かれたら、すぐに切って家族や警察に相談。