日本時間午後4時すぎトランプ大統領がニ期目初の外遊先として選んだサウジアラビアに到着、今回の訪問では中東首脳らと会談し巨額の対米投資を呼び込み雇用創出につなげたい考え。出発前には11日までスイスで行った中国との関税協議の成果を強調、米中両国は双方かけていた相互関税を90日間停止することで合意し関税を115%引き下げる。また今週末にも習近平国家主席との電話会談の可能性を示唆した。きょうの東京株式市場では米中対立が和らいだとの見方から日経平均株価は一時800円を超える値上がり、終値も3万8000円台を回復した。習近平国家主席はアメリカの裏庭と呼ばれる中南米の外相と会談し協力を呼びかけ影響力拡大を図っている。関税協議を巡り中国に先を越された形となった日本政府は「置かれた立場などはさまざまでタイミングが異なることは自然」と赤沢経済再生担当大臣は述べた。