今回の参院選最大の争点となった物価高対策。与党は現金給付、野党は消費税減税を掲げた。与党の大敗に物価高対策はどうなるのか。続投を表明した石破総理に対し、自民党内の石破おろしの動きが活発化している。党の青年局は午後、森山幹事長と面会し、総理ら執行部に対し選挙結果の総括を速やかに行った上で自ら責任を取ることを求める文書を渡す予定。事実上の退陣要求であり、党の若手が公然と辞任を迫るのは異例。また、総理退陣につながる議案を決定可能な「両院議員総会」開催への署名活動も続いている。今朝、石破総理は日米関税交渉が合意したことを受け、与野党党首会談を開いた。党首会談で石破総理は関税よりも投資と主張し働きかけてきた結果だと主張。一方、今回の参院選の争点の1つ物価高対策の動きについて、現金給付を掲げていた自公が衆参共に少数与党となり法案が通りにくい状況に。野党側が訴えていた消費税減税は一致しているものの、税率や対象など中身はバラバラ。物価高対策の実現はどうなるのか。