2人の女性閣僚。女性初の財務大臣に起用された片山氏は、父親が数学者で大学教授だったこともあり、幼少期から勉強好きだったという。片山氏は大蔵省時代に入省し官僚に。女性初の主計局主計官を務めるなど活躍した。2005年に政界へ進出。小泉内閣では経済産業大臣政務官を務めた。その後自民の女性初金融調査会長を務めるなど、金融政策の経験が豊富。片山氏は「国民に必要なものはきちっとお渡しするのが財務省のミッション」などとコメント。一方、経済安保担当相と外国人政策担当相に起用された小野田氏は、今年の自民党総裁選でチームサナエのキャプテンを務めていた。高市氏が新総裁に選出された際には「今後も支えていく」と意気込んでいた。母親は日本人、父親はアメリカ人の小野田氏は、幼少期にはヒーローに憧れ正義の味方を目指していたという。2016年に参院選で当選。2020年には菅内閣で法相政務官を務め、2022年には岸田内閣で防衛相政務官を務めた。そして今回初閣僚に。