きのう投開票だった東京、島根、長崎の衆議院補欠選挙で立憲民主党が全勝。取材をすると政治とカネの問題だけではない、自民党の敗因が見えてきた。3つの補欠選挙のうち唯一の与野党対決となった島根1区。保守王国にも裏金事件の逆風は吹き荒れた。番組が注目したのは選挙区内で自民の牙城として知られる旧平田市。前回から自民候補は3500票余減らし、半分の票数を立憲候補が増やした。残る半分に当たる票が棄権に回ったとみられる。長年自民党を支持してきた一次産業の従事者からは怒りの声が聞かれた。自民党が擁立を断念した長崎3区と東京15区でも立憲の候補が勝利。会見で立憲民主党・泉健太代表は「自民党の政治改革案が進まないようであれば信を問わねばならない」、自民党本部で茂木敏充幹事長は「非常に厳しい結果だと考えている」など述べた。税金、細田前衆議院議長、林業、共産党について言及あり。