盛岡市薮川地区にある「岩洞湖」では、毎年冬の時期に湖に張った氷の上でワカサギ釣りを楽しむことができる。今朝はまだ暗いうちから釣り客が次々と訪れ、日の出の解禁とともに氷にあけた穴に早速、釣り糸を垂らしていた。岩洞湖の氷上ワカサギ釣りは例年、1月下旬に解禁されているが、気温が高い日が続いたため氷が十分に張らず2月に入っても、解禁できない状況が続いていた。今週に入って、厳しい冷え込みの日が続き氷の厚さが解禁の目安としている15センチに達したためきょうようやく解禁を迎えた。解禁日は去年より6日遅く、記録が残る1998年以降では最も遅くなった。今朝の盛岡市薮川は最低気温がマイナス9.3度まで冷え込みましたが、訪れた人たちは、テントの中で寒さをしのぎながらワカサギ釣りを楽しんでいた。