昨日の会見で石破総理は辞任理由について「米国との関税交渉に一つの区切りがついた。参院選で敗北した時から選挙の責任を負わなければと思っていた。このまま臨時総裁選の意思確認に進んでは党内に決定的な分断を生みかねない」などと話した。自民党の課題について「政治とカネなど国民の政治への不安を払拭できていないことは心残り。まだやるべきことがあるが身を引くという苦渋の決断をした」などと話した。また解散総選挙も選択肢の1つにあったことも示唆している。伊藤さんは「臨時総裁選の実施に反対が多かったら石破さんはまだ粘っていたかもしれない。政治とカネの問題でやり残したことがあると言われても今更すぎる。石破さんの周辺では政界再編のための解散という話もあった」などと話した。また伊藤さんは「石破さんは一度も主流派になったことがないので政権運営の準備ができていなかったのではないか。だとしても党内基盤が弱いなりにやるだけやってクビになるならそれで良いぐらいの覚悟を持ってほしかった」などとも話した。
総裁選の前倒し要求の意思確認は党分裂につながると危機感を抱いていた小泉大臣は菅氏とともに総理公邸に出向いて石破総理を訪問した。小泉氏は「何とか署名投票を回避できるよう決断してください」などと話し、石破総理はその場では進退を明らかにしなかった。伊藤さんは「菅さんの存在が大きかった。菅さんは参院選直後から一貫して党の分裂だけは避けるべきと主張していた」などと話した。総裁選の日程はJNN独自の情報によると9月22日告示・10月4日投開票となっている。
総裁選の前倒し要求の意思確認は党分裂につながると危機感を抱いていた小泉大臣は菅氏とともに総理公邸に出向いて石破総理を訪問した。小泉氏は「何とか署名投票を回避できるよう決断してください」などと話し、石破総理はその場では進退を明らかにしなかった。伊藤さんは「菅さんの存在が大きかった。菅さんは参院選直後から一貫して党の分裂だけは避けるべきと主張していた」などと話した。総裁選の日程はJNN独自の情報によると9月22日告示・10月4日投開票となっている。