赤澤経済再生担当大臣は3日夜におよそ45分間、また昨夜はおよそ1時間、ラトニック商務長官と電話で会談した。この中で両氏は、関税措置に関するそれぞれの立場を改めて確認した。「相互関税」の一時停止の期限が9日に迫る中、トランプ大統領は日本に対し圧力を強めるような発言を繰り返している。また、関税率などに関する書簡についてトランプ大統領は「署名した」とし、「月曜日に発送され、その数はたぶん12だ」と述べた。赤澤大臣はこうした発言などを踏まえ、意見を交わしたものとみられ、引き続き精力的に調整を続けることにしている。