今朝の閣議で石破内閣は総辞職した。今日召集される臨時国会では石破総理の後継を決める総理大臣指名選挙が行われる。今朝自民党の役員会に出席した高市総裁は総理指名選挙について「なんとか勝ち取り政策をスピーディーに進めていくために頑張りたい」と決意を示した。指名選挙では自民党の他、昨日連立政権の樹立で正式合意した日本維新の会が高市氏の名前を書く方針で、女性初となる第104代内閣総理大臣への指名が確実な情勢。高市氏は総理大臣に指名されれば直ちに組閣に着手する。総裁選で争った茂木元幹事長を外務大臣で起用し、林官房長官と小泉農水大臣も重要閣僚で入閣させる方針だという。また高市氏と政治信条の近い木原前防衛大臣を官房長官に起用する意向を固めている。この他、片山さつき元地方創生担当大臣を財務大臣にあてる方向で調整している。さらに松本洋平氏・平口洋氏・赤間二郎氏・牧野京夫氏・鈴木憲和氏を初入閣させる方向で調整している。新内閣は今夜発足する予定で、高市氏は発足後に記者会見を行い、今後の政権運営などについて説明する方針。