9月の記録的な大雨で被害が出た石川・輪島市に北九州市の職員が派遣されることになり、北九州市役所で出発式が行われた。派遣されるのは北九州市の職員のうちみずから希望した16人。職員はきょうから10月31日までの期間、2つのグループに分かれ、それぞれ約1週間の予定で輪島市役所に派遣される。輪島市では先月の大雨で浸水などの住宅被害が相次いでいるため、派遣された職員は「り災証明書」の発行に必要な住宅の被害調査を行う。北九州市によると、元日の能登半島地震の発生以降、輪島市での住宅の被害調査のためにこれまでにのべ300人あまりの職員を派遣していて、調査に必要なマニュアルの作成なども担ったという。職員らはきょう輪島市に入り、あすから本格的な支援にあたる。