高橋文哉さんは18歳で「仮面ライダーゼロワン」でデビューしたあと話題作に次々出演。今大注目の若手俳優。今回連続テレビ小説 あんぱんで演じているのは柳井嵩の親友である辛島健太郎。学生時代に出会い生涯を通して支え続ける人物。一人の人生を半世紀以上にわたって演じるのはこれまでにない経験だったという。高橋文哉さんは、自分が年齢を重ねたらこうなるのかなと思わされながら細かいところでちょっとずつ微調整していくしかないと意識しつつやっていたと話した。最も印象に残っていると語るのは戦争の場面。高橋文哉さんは、いくら勉強をして歴史について学んでも見ている片鱗というのは何百分の1でしかない、作品に向き合うことで少しずつ理解度とかどういうことが起きて何のために生きているのかみたいな部分はやる前と後では変われたという印象があると話した。役作りのため食事制限にも挑んだ。最後の方は食事を抜きながらやっていたと話した。メイコとの関係については、最初の設定では結婚までは決まっていなくて、そこは朝ドラのこの期間ならではだなと話した。高橋文哉さんは、自分って何のために生まれて今何のために生きているのかというのを一瞬でも呼び起こすきっかけになってくれていたらいい、明確な自分の中の意見があるからいいとか無いから悪いではなく自分のことを自分で考えてあげる時間って大切だなと思うのでそういう瞬間がこの作品を通して皆さんに訪れたらいいなと思うと話した。