あさって告示される立憲民主党の代表選挙。立候補を表明している野田元総理大臣はきょう記者会見し、代表選挙の政策を発表することにしている。政治資金の透明性を高めることや、同一選挙区での世襲の禁止、それに議員定数の削減など、政治改革の実現を軸に訴えていくことを説明する見通し。また、枝野前代表も追加で政治改革や党改革の具体策を発表する方向で調整していて、政策活動費の廃止や代表選挙の立候補に必要な推薦人の要件緩和などを検討している。現職の泉代表と江田元代表代行、それに吉田晴美氏はそれぞれ立候補を目指して態度を明らかにしていない議員に接触するなど、推薦人の確保に取り組んでいる。一方で、きのうは吉田氏が泉氏と江田氏のもとを訪れて個別に会談し、推薦人の確保状況や党内情勢を巡って意見を交わした。江田氏は候補者調整の必要性を指摘した。あさっての告示を前に3人の動きが慌ただしくなっていて、候補者調整が具体化するのかが焦点となる。