先週日銀は、金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除し金利を引き上げることを決めた。植田総裁は、2%の物価安定の目標の実現が見通せる状況に至った、春闘での賃金の妥結状況を判断の大きな材料にしたと述べた。稲田朋美は、政府としては賃金と物価の好循環の政策をやっていく正念場だと思っているとコメント。岡田克也は、金融政策を正常化しながら賃金・経済成長の好循環を作っていくことが大事だと話した。藤田文武は、今回の決定は一定評価すべきだと思っていて、ただし歪は大きく今後長期金利の急騰との戦いは長くなることは認識すべきなどと話した。石井啓一は、雇用の7割を支える中小企業の賃上げを強力に支援する必要があるなどとコメントした。小池晃は、金融頼みではなく賃上げを軸に実態経済を立て直していくのが必要などと話した。榛葉賀津也は、中小の賃上げの動向を見極めてからでも遅くなかったのではなどとコメントした。高井崇志は、今一番やらなければならないのは個人消費を増やすことなどと話した。稲田朋美は、今の緩和的状況を続けながら経済を下支えし中小企業も収益が上がるようにしていくことだと思うなどとコメントした。