シンガポールで暮らす世界三大投資家のジム・ロジャーズ氏は今月発動されたトランプ関税は「世界経済の縮小を招く」として全面的に否定した。投資家のジム・ロジャーズ氏は「トランプ氏の関税政策はアメリカや日本など世界中の国々にとって良いことは何一つない。関税は最終的に消費者へのさらなる税負担になる。トランプ氏は関税を理解せずに発動させてしまった」と話した。今後、アメリカでさらなる物価の上昇をもたらすと警告し、積立NISAの人気銘柄「オールカントリー」などにも大きなダメージを与えると予想している。ジム・ロジャーズ氏は「トランプ関税をきっかけにして次の弱気相場では多くの銘柄で50%以上暴落する可能性もある」と指摘した。