防衛力の抜本的強化について検討してきた防衛省の有識者会議は、防衛装備品の積極的な移転や「防衛力整備計画」の柔軟な見直しなどを求める報告書を取りまとめた。報告書では、ロシアによるウクライナ侵攻などに触れ「世界は力による支配が横行する流れになりつつある」と指摘している。そのうえで、抑止力・対処力のさらなる強化が喫緊の課題だとして、長射程のミサイルを搭載し、長距離・長期間の移動ができる潜水艦を整備するため次世代の動力を活用することの検討も含めて、必要な技術開発を行うべきだとしていている。
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