先週金曜日、江戸時代の絵師・葛飾北斎の生き様を描いた舞台『「新画狂人北斎」-2025-』が初日を迎えた。主演の葛飾北斎を演じるのは西岡徳馬。葛飾北斎の娘・お栄を雛形あきこ、鳥居耀蔵をtimelesz・寺西拓人が演じ、水野忠邦は里見浩太朗が声のみで出演。演出を手掛ける宮本亞門が熱いまなざしで見つめる俳優が寺西拓人。この作品は2019年の初演から3度にわたり上演されてきた。宮本は新キャストとして寺西を採用したことで内容を一新。その舞台裏に密着。元々、俳優として活躍していた寺西の舞台に取り組むひたむきな姿勢、熱い演技指導で支える大先輩たちの姿に迫った。