先月日本でも配信が始まった、中国による台湾侵攻をテーマにした架空のドラマ「零日攻撃 ZERO DAY ATTACK」。台湾周辺の海上封鎖やサイバー攻撃など、いわゆる台湾有事を想定した事態が描かれている。ドラマには日本の俳優も出演し、周辺の海上が封鎖された台湾を舞台にテロやスパイ活動など次々に起きる危機に人々が直面する。ドラマへの高い関心の背景にあるのは、台湾への軍事的圧力を強める中国の動向。近年台湾周辺で大規模な軍事演習を繰り返し行っている。ドラマのプロデューサー・鄭心媚さんは、中国による軍事的圧力が強まる中で人々の意識に温度差があると感じ、危機感を抱いたことからドラマを制作したという。一方で敏感な問題を正面から扱ったドラマをめぐっては、批判の声もあるという。鄭さんはドラマのような事態が現実にならないようにするにはどうすればいいのか、この作品をきっかけに多くの人に考えてほしいと願っている。
