中国・北京で、世界最大規模の自動車展示会がきょうから始まった。展示の中心は急速に普及が進むEVだが、今その「価格」に注目が集まっている。北京で始まったモーターショーでは、日系企業を含め、展示の中心は中国で急速に普及が進むEV。中国政府は、EVなど新エネルギー車の今年の国内での需要は去年に比べて210万台増えると見込んでいるが、今年は大手3社だけで230万台を増産する計画で、供給過多が予想されている。今後、「値下げ競争」が激化する可能性があり、EVで遅れをとってきた日本勢は新たな課題に直面することになりそう。