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「高砂熱学工業」 のテレビ露出情報

多くの宇宙関連企業が集まる東京・日本橋に拠点を構えるアイスペース。最高経営責任者・袴田さんは2010年の創業以来、人類が宇宙に生活圏を広げることを目指してきた。今回、関係者以外立入禁止のエリアに特別に入れていただいた。アメリカとヨーロッパにも拠点を持つアイスペースは、数多くの外国籍の宇宙工学エンジニアが働いている。アイスペースが独自に開発したのが、「ランダー」と呼ばれる月面に荷物を届ける月着陸船。幅2.5メートル・高さ2.3メートル、重さは燃料を積まない状態で340キロ。開発責任者の日達さんに構造を説明してもらった。八角形のボディーに着陸の衝撃を吸収する足が4本ついており、真ん中に大きなエンジンと囲むように6つの補助エンジンがついている。これらのエンジンで細かく軌道を制御しながら船を誘導し、月面に着陸する。エンジンの上が燃料タンクで、船全体の半分以上を占めている。一番上が船の機器類と荷物をいれるスペースで、合計30キロまで積める。そのうちの1つがローバーと呼ばれる月面探査車。月面探査車は太陽光パネルで発電しながら月面探査を行う。今回、アイスペースは探査車で採取した月の砂の所有権をNASAに売却する。実際は砂を地球に持ち帰らないため、採取した砂の画像をNASAが確認すれば、アイスペースの月の砂の所有権はNASAへ移るという契約。
今回の月への輸送と月面探査のミッションは三井住友銀行をはじめ日本航空など10以上の企業が参画している。そのうちの1社が空調設備工事の高砂熱学工業。今回は月面で水から水素と酸素を作る実験を行う。茨城県・つくばにある高砂熱学の施設を訪ねた。高砂熱学は1923年設立、売り上げの大半を空調設備工事が占めている。近年は脱炭素社会における水電解で水素を作る装置を商品化するなど水素エネルギーの活用に力を入れている。100年企業の高砂熱学が若手に会社の将来について聞いた時に「宇宙事業」という意見が出たという。今回、月面での実験に成功すれば世界初となる。地球から持参した水が入ったタンクから水を電解セルに送る。ここで電気分解により水から水素と酸素を作り出す。重力が地球の6分の1しかない月面でも安定して電解セルに水を送れるようにするための技術開発に長い時間を要した。各国の調査・研究から月には資源として使える水が豊富に眠っているとされている。高砂熱学は自社の技術を活用した宇宙事業に大きなビジネスチャンスを見込んでいる。アイスペースの月着陸の最初の挑戦は2023年。このときはソルトウェアの誤判断で失敗に終わった。今回が2度目の挑戦となる。現在アイスペースでは最大500キロを付きに運べる新型の着陸船を開発中で、打ち上げは2026年・2027年に予定している。宇宙に人類の生活圏を広げようという日本の民間企業の挑戦、その一歩があす記されるのか。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月10日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,追っかけTIME
日本企業が挑む宇宙資源ビジネスについて。視聴者からの声は「懲りずに挑戦して欲しい。日本の技術が衰退しないように」など。アジアの民間で初となる月面着陸への挑戦は先週金曜日失敗に終わった。ispace・袴田武史CEOは「着陸ができていませんので失敗」とコメント。2023年に続き2回目の失敗。1回のミッションには100億円近くかかる。日本航空は着陸船の組み立て、シ[…続きを読む]

2025年6月6日放送 23:00 - 23:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライトThe 追跡
アイスペースは民間企業として日本初の月面着陸に挑戦。2022年-2023年のミッション1では着陸船が月の高度を誤って認識し月面に墜落し失敗。東京・丸の内でアイスペース・袴田武史CEO、支援する日本企業の関係者らが見守った。支援企業のシチズン時計は腕時計の素材が着陸船の脚に採用された。西東京市のシチズン時計本社を田中キャスターが訪ねシチズン時計・清水宏朗執行役[…続きを読む]

2025年3月27日放送 23:21 - 0:10 テレビ東京
カンブリア宮殿カンブリア宮殿 空気を操る100年企業「ないものをつくる」
小島和人は高砂熱学について、ベースは天井の中に水を通る配管と空気を通すダクトがあり、それを設計し快適な空気を提供しコントロールするのがメインの仕事だという。他にも温度、湿度、清浄度、気流なども提供しているという。また売上の98%は空調設備工事で、実績は国内ナンバーワン。東急歌舞伎町タワーや国立競技場など近年開業した高層商業施設の殆どを手掛けている。その商業施[…続きを読む]

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