高額療養費制度について、国会では長期治療者は引き上げを据え置きとは。例で改正内容を解説。例えば医療費が月100万円かかった場合、現在の制度だと保険給付が70万6000円、窓口負担が29万4000円のうち自己負担額が8万7430円になり高額療養費支給額は20万6570円となる。しかし改正後は同じ29万4000円の窓口負担でも、高額療養費支給額が19万8740円と自己負担額が増える。多数回該当の場合は自己負担額が約4.4万円となる。この改正に対してがん患者団体らは治療が続けられなくなるとして見直しを求めている。その中で石破首相は長期治療する人の引き上げを据え置くとして、医療費上限到達12ヶ月以内に4回以上ある場合に対して適用すると話した。橋本氏はこの議論に対してそれぞれ医療、福祉などに対し負担額がどのくらいかかるのかを決めていくのが課題なのではと指摘。