台湾・頼清徳総統は中国が台湾海峡の現状を壊そうとしていると述べた。頼総統は陸軍軍官学校の幹部候補生たちに対し「敵を知り敗北主義に屈することのないように」と激励した。また、「最大の挑戦は中国の強い勢い。中国は台湾海峡の現状を変え、台湾を併合し、台湾とその民主主義を破壊しようとしている」と述べた。中国はこの頼総統のコメントには発言していないが、中国はこれまで頼総統のことばを批判してきた。中国は頼総統の就任後、軍事演習を台湾周辺で行い、台湾が独立への動きを示したら台湾への攻撃を行う理由になるとしている。