カナダの中央銀行・カナダ銀行は、政策金利を0.25ポイント引き下げたと発表。G7(主要7カ国)で初の利下げとなる。カナダ銀行が利下げを行うのは4年3カ月ぶり。政策金利は4.75%に引き下げられた。カナダ銀行はインフレを抑えるために米国FRB(連邦準備制度理事会)とおなじ2022年3月から利上げを続けてきた。4月の消費者物価指数(前年比)↑2.7%と約3年ぶりの低水準となったことから利下げに転換。カナダ銀行は声明で「インフレ率が2%目標に持続的に向かう確信が強まれば、追加利下げへの期待も妥当になる」と述べている。