赤ちゃんが生まれてすぐに泣くのは二足歩行になったから。動物の観点から見ると赤ちゃんが泣くと肉食獣に見つかるため危険。ゴリラなどは赤ちゃんを肌見放さず抱っこするが、人間は赤ちゃんを母親が自分が取り出せない。他の人の手を借りて出産し、母親から離されるためアピールのために泣いている。直立二足歩行の影響で骨盤が変化したことと、脳が大きくなったことで難産になった。赤ちゃんが生まれてすぐに泣くのは、安全な場所で仲間に手伝ってもらいながら出産を行う人間ならではの特徴だった。生まれてすぐになく動物に犬や猫がいるが、麻布大学の菊水教授によると、人間に飼われて安心感がある、母親の母性を呼び起こしていることが考えられるという。