定番の中華料理を格上げする秘訣を、2人の達人に教わる。1人目の達人は、中華料理屋「龍鳳」のおおたきさん。県外からも多くの客が足を運ぶ町中華の名店で、コックとして腕を振るうおおたきさん。「とにかく売れたい中華料理屋」という名前でYouTubeでも活動。お店の方が火力が強く、お家ではそれが難しい中華だが、ちょっとしたコツを守るだけで家でも美味しく作れるとのこと。1品目は「野菜炒め」お家で作ると、水っぽくなり、食感がイマイチという悩みが。しゃきしゃき食感を残す野菜炒めを格上げする新常識は「グループごとに炒める」。オイスターソースなど調味料を混ぜ合わせておき、食材をカットしたら、火の通りやすさで3つにグループ分けし、中火で豚肉から順番に炒めていく。炒め終えたら空いた鍋に調味料を入れ沸騰させる、食材を全て戻し軽く炒め合わせて完成。
定番の中華料理を格上げする秘訣を、2人の達人に教わる。2品目は「麻婆茄子」家庭で作ると茄子が水っぽくなったり、食感がイマイチとの悩みが出ている。茄子の食感を際立たせる新常識のテクニックは「先に片栗粉をつける」鶏ガラや調味料を先に混ぜ合わせておき、茄子をカットしたらポリ袋に入れて片栗粉を和えていく。片栗粉で茄子をコーティングすると型崩れしにくくなるという。油を少し多めに入れて茄子の表面を焼く。表面が焼けたら取り出し、ひき肉を焼いてニンニクと豆板醤を馴染ませる。合わせておいた調味料を入れて、沸騰したら茄子を戻しネギを入れて炒める。ラー油とごま油を仕上げにかけて強火で熱したら完成。
定番の中華料理を格上げする秘訣を、2人の達人に教わる。2人目の達人は、うまい料理を追求するため、脱サラして食の道に進んだという東山さん。国内外問わず年間400軒以上食べ歩きながら料理を研究、会員制レストランや料理教室の主宰など多方面で活躍。昨年は20日間中国で食べ歩きをしたとのこと、本場中国でヒントを得たという東山さんに教わる3品目は「チャーハン」家庭で作るとパラパラにならなかったり、味が決まらないなどの悩みが。誰でもパラパラに作れて、味が決まるチャーハンの黄金比率は「ごはん100g：卵1個：ラード15g：塩・うま味調味料1g」まずは鍋を温めラードを入れる、弱火にしてむきえびに軽く火を通し一旦取り出す、強火にしてスクランブルエッグを作る、半熟程度で温かいごはんを入れる、ネギと生姜を加え味付けをし、エビを戻して軽く炒め合わせたら完成。
定番の中華料理を格上げする秘訣を、2人の達人に教わる。4品目は「餃子」家庭で作るとうまく包めなかったり、大きさがバラバラになったりする悩みが出るが。誰でも失敗しない包み方の秘訣は「肉団子を作ってから包む」 豚こま切れ肉をカットし、調味料とラードを入れ混ぜ合わせ、ニラも加えて軽く混ぜる、肉団子1個の目安は25g程度、包む時は中指で餡を押し込む、フライパンに並べ、薄く焼き色がついたらお湯を入れて蒸し焼きに、お湯を切って焼色をつけたら完成。